便秘体験談|妊婦になって痔にもなりました

便秘体験談 〜痔になってしまった〜

 

妊娠に伴う痔

便秘がちで、長い間排便の苦痛と闘ってきた私。

 

それでも、【フルーツグラノラ+ヨーグルト】という快適排便ライフのパートナー(大げさ!?)と出会った私は、旅先や体調不良時に、ときどき硬い便に悩まされることこそあれ、ほぼおシモの悩みとは無縁の毎日を送っておりました。ところが…。

 

 

 

2人目の子を妊娠し、予定日まであと2か月
さらには産前休暇まであと数日になったある日のことでした。

 

普通に排便を済ませ、仕事に向かおうとしたところ、おしりに強烈な痛みを感じたのです。
もっと詳しくお話しするならば、肛門の出口付近がとても痛い。

 

じっとしている分には痛みは感じないのですが、
一歩でも動こうものなら、思わず立ち止まってしまうような痛みがあったのです。

 

おそるおそる痛みの部分を触ってみると…小指の爪の先ほどの大きさだったでしょうか。
ぶよぶよ柔らかいものに触れました

 

「これはまさか、痔というやつでは!?このままじゃ仕事に行けない!」と思いましたが、
すでに有給も消化しきってしまった都合上、仕事を休むわけにもいきません。

 

 

 

とりあえずその「ぶよぶよプリンちゃん(食べ物のプリンが好きな方、ゴメンナサイ)」を肛門の内側にそぉっっっと押し込み、さらに数年前に切れ痔になったとき購入したチューブタイプの軟膏薬を患部に塗って、仕事に向かうことにしました。

 

ところがこのプリンちゃん、数歩歩くと外に出てくる。そしてやはり強烈に痛い。

 

肛門の内側に入っているうちは痛みがないのですが、
外に出てくると、下着と擦れるからなのかとても痛いのです。

 

会社までは、自転車→電車→徒歩→会社という道のり。

 

自転車と電車に乗っている間は良かったのですが、電車を降りてからの道のりは、
まるで孫悟空と三蔵法師が天竺に向かった道のりをなぞっているかと思うくらい、
苦しく果てしないものでした。

 

 

 

必死の思いで1日の仕事を終えた帰り道、私は薬局に駆け込み、
優しそうなおばちゃん薬剤師さんをつかまえて助けを乞いました。
(男性の薬剤師さんに事情を話すのは、元乙女(笑)としてできませんでした。)

 

注入タイプの軟膏薬を勧められて迷わず購入。聞けば、

 

チューブタイプの軟膏薬は1回の適切な使用量が分かりにくく、皆さんたいてい使う量が少なすぎるんですよ。注入タイプなら、1回分が小分けになっているから分かりやすくて安心よ。

 

とのこと。

 

「私が今朝塗った量も、そう考えるとものすごく少なかったんだなー。」と思いながら、
駅のトイレでさっそく患部に塗布。

 

すると、この手の薬剤には必ず含まれている局所麻酔剤の効果か、
早々に痛みが軽減し、なんとか無事に帰宅を果たしました。