食事性便秘|便秘のタイプと対策方法

定義から考える|便秘のタイプと対策法|食事性便秘

 

食事をとる女性

食事性便秘は機能性便秘の一種であると考えられ、

 

  • 便の量が少ない
  • 便がコロコロ固いこともある

 

といった特徴があります。

 

ダイエット中だったり日々の食事に野菜が足りていなかったりすると、
そもそも出来上がる便の量が少なくなってしまうことがあります。

 

すると、腸の動きが鈍くなり、その結果、便意が起きにくくなったり、
直腸内での水分が過度に吸収され便が固まってしまったりといったことが起こります。

 

食物繊維を多く含む食品は、便の量を増やす働きがあったり、便の水分量を維持する働きがあるため、食事性便秘の解消に向いています。

 

ただし、食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあり、
どちらもバランスよく摂取しないと、かえって便秘を悪くしてしまうことがありますので、
気を付けてくださいね。

 

 

 

また、ダイエット中はどうしても油分を避けがちですよね。

 

適量の油は、便をやわらかくして腸内の移動をスムーズにする働きがあるので、
油を極端にカットした食生活を送っていると、やはり便通は悪くなりがちです。

 

植物由来の油や青魚に含まれる油には、私たちが健康な体を維持するために必要で、
しかも体内では合成できない「必須脂肪酸」が含まれています。

 

ダイエット中の方も、こういった「体に良い油」はきちんと摂取するように心がけましょう。