便秘薬の種類 〜浣腸〜
便秘薬には、薬の効果のあらわれる仕組みにより、
いくつか種類があるのをご存知ですか?
このページでは、浣腸の作用機序を解説していきます。
浣腸の作用
浣腸(グリセリン)の作用
- 直腸に排便反射を起こして排便を促。
- 高い吸水性により腸管壁から粘膜と水分を引出すことで、腸の運動を亢進させる。
- 潤滑剤として、便がスムーズに移動するのを助ける働きがある。
つまり、便の移動を助け、腸の運動を活発にし、
さらに排便反射を起こすという3つの作用で便通を促しているのです。
浣腸の危険性
即効性があり、しかも強力な効き目がありますが、
習慣性があるため、どうしてもというときにのみ使うようにします。
また、妊娠中は流産、早産を誘発する危険性があるため、使用を避けます。
浣腸の成分名
- 50%グリセリン