定義から考える|便秘のタイプと対策法|弛緩性便秘
便秘で悩む日本人のうち、
実に2/3はこの弛緩性タイプの便秘であると言われています。
その特徴は
- 便がコロコロ固い
- 運動不足や加齢、妊娠出産などにより、患者の筋力が低下している
といったことが挙げられます。
厚生労働省の情報サイトによると、
弛緩性便秘を改善するにはいくつかポイントがあるようです。
弛緩性便秘を改善するポイント
- 食物繊維を多く含む食品を摂ること
- 起床直後に冷たい飲み物を飲むこと
【なかでも小腸ラクターゼ活性の低い人は、冷たい牛乳を飲むと効果的なようです】
- 適度な脂質を摂ること
- 適度な刺激物(アルコール、香辛料など)を摂ること
- 適度な糖分を摂ること
- 有機酸を多く含む食品(梅干し、プルーン、ヨーグルトなど)を摂ること
- 豆類、いも類を食べること
- 主食はパンより米を選ぶこと
- ある程度の食事量を確保すること
【米も精製度が低い方が便秘には良いようです。(つまり、白米よりは分づき米、食べられる人は玄米がおススメということです。)】
このタイプの便秘は、
薬に頼るよりは生活習慣を見直して、徐々に便秘を治していくことが、
悪化防止、再発予防につながるようです。
焦らずじっくり、便秘改善に取り組みましょう。