器質性便秘のメカニズムと対策方法
便秘の中でも、
気軽に自分で治療をするわけにはいかないのが器質性の便秘です。
器質性便秘は続発性便秘とも呼ばれ、
何らかの疾患が原因で便秘が起こっている状態のことを言います。
器質性便秘の特徴は
- 腹痛を伴う
- 便に血が混じる
- 便が細い
といったことが挙げられます。
もちろん上記以外にも、原因となっている疾患により、
さまざまな特徴を呈しています。
器質性便秘の原因となる疾患は、
- 大腸がん
- 腸閉塞
- 腸管癒着
など、かなり重大な病が考えられます。
では、器質性便秘の対策はどのようなものがあるのでしょう。
言うまでもなく、原因疾患の治療が第一です。
自己流で治療することは危険極まりなく、
万一にも下剤を使用すると腸管穿孔(腸に穴があくこと)を起こすこともあり、
大変危険です。
まずは近くの内科、消化器科などを受診して、
原因の疾患を特定してもらいましょう。