【警告】まさかの副作用!?漢方の便秘薬は危険です
漢方薬というと、穏やかな効き目で安全性が高いお薬というイメージがありますよね。人によっては【漢方薬は副作用がない】と思っていることもあります。
でも、便秘薬に関しては、
漢方はそれほど効き目が穏やかなお薬ではありません。
市販されている漢方の便秘薬は、
ほとんどに【大黄甘草湯/ダイオウカンゾウトウと読みます】が含まれています。
これは【大黄】という漢方の下剤と、【甘草】という痛みを和らげる成分
をミックスしたものです。
で、問題はこの【大黄】なんですが…
実は、西洋医療で処方されるセンノシドが含まれているのです。
西洋医学では、センノシドはプルゼニドとも呼ばれ、手術前の排便に使われるほど効果の高いお薬として位置しています。
つまり、漢方の便秘薬=副作用が少なそうというイメージは、全くの間違いなのです。
大黄は中国の古文書の中にも
【長期にわたって服用してはならない薬】であるという記載があるそうです。
腸を刺激するため、長期間飲み続けると、腸が薬の刺激に慣れてしまい、
腸が本来持っているはずの蠕動運動の機能が落ちていくからといわれています。
さらにセンノシドには子宮の収縮作用があるため、
妊婦さんは使用してはならない薬に分類されます。
また、母乳に移行することも分かっているため、
授乳中の女性が服用すると、赤ちゃんが下痢になることもあります。
間違ったイメージで安易に漢方薬を飲んでしまわないよう、気を付けましょう。